“天然繊維へのこだわり”
ぼくの身体はヒートテックのような科学繊維を受け付けません。逆に、具合が悪くなるのです。実は、同じ感覚を覚える方も多いのではないでしょうか?1枚で暖かいというモノは画期的かつ素晴らしい現代技術。ですが、相性の問題?と思い、お得意の秘書(Chat GPT)に質問すると、”一般的には安全も、個々の感受性やアレルギー反応には個人差があります。敏感な方は、問題が起こる可能性があります”と。ぼくは、それですね。アレを着ると汗だくになり、逆に体調を崩す。理由は、静電気の影響からビタミンCが無くなり、ストレスUPや免疫力が無くなる事が影響しているらしい。
天然繊維はケアが大変。LiNNで取り扱うモノ含めて購入・維持コストも高い。良いのは分かるけど、デメリットしかないですね。でも、人間の身体は天然のモノ。天然繊維で生まれた洋服と同様に、身体の手入れをしながら付き合っていく訳です。そこに対しての、ケアを怠って良いのかな?ここは価値観の面も含まれるので一概には言えませんが、自分はモノ売りの側面でも絶対こちらを提案します。それが、自身が経験してきた良かったことなので。
☆化学繊維と天然繊維の比較
“YINDIGO AM と Salute piu”の役割
モノは違えど、考えが近いLiNNにとってのスタンダードワードローブ。
YINDIGO AM second skin(インディゴエイエム セカンドスキン)
世界的企業のブランド構築を手掛けるクリエイティブディレクターとしての顔も持つデザイナー、インディゴ・A・モチヅキ氏が展開するアパレル・ライフスタイルブランド。“旅”をテーマに自身が歩んできたライフススタイルにおける最高の心地よさを追求したプロダクトを展開。快適性を極限まで追求した”セカンドスキン”を意識したニットウェアや身体に心地よい影響を与えるアロマグッズがLiNNでは揃います。
Salute Piu (サルーテピウ)
デザイナーである淺野氏が病床のお父様の為に、カシミヤシルクのシーツを作ったところからSalute Piuは始まりました。コットンのローブとシーツで長時間横になることで、床ずれで悩む姿を見て「気持ちのよいと思うもの」を信念に誕生。カシミヤシルクの細い毛糸を精錬し染め、日本に現存数が3台の織り機で編みプロダクト化。肌がストレスを感じるという理由でブランドタグはシルクのステッチのみ。「人生においてどれだけ気持ちよく機嫌よく過ごすか」という思いをカタチにしたニット。”肌が喜ぶ天然繊維を纏う”形で我々のワードローブにも欠かせないモノです。
それぞれ気持ち良さや心地良さを追求した”健康”というワードに繋がる。LiNNのコンセプトである”用を超えた美の追求”とはまさにここを意識しております。健康な生活という美しいこと。当たり前ではない、それぞれ旅や病気という経験から生まれたプロダクトはその側面にも繋がると感じます。
化学繊維のモノが悪いわけではないですが、モノと向き合うというよりは機能を楽しむが正解なのかと。纏うモノという切り取り方での話ですがぼくの日常にはあまり存在せず、必要ない。雨の日にGORE-TEXいいなー。と思うことも正直ありますが1着もその手のモノを持っていない。天然モノでダメージを受けた自然に変化した美しさやそこを活かして、直せるプロが周りにいるので安心して使用できる。これが、自分の嗜み方で、その仲間を増やしたいのだと思います。
皆様に共有したい”ベーシックなモノこそ手を抜くことなかれ”ということ。ぼくがそれぞれを使い始めて幾分月日が経ちました。見た目に派手さのあるファッションを追い求めていた時代の自分とは対極にあるモノとの向き合い方をしております。冒頭にも挙げた天然繊維はケアが大切。
先ずは、インディゴカシミアについて。とにかく暖かくて、フワフワ。ずっと撫でていたくなります。カシミアには等級がありまして、こちらは1等級と言われる最上位のモノ。過去3シーズン買い続けている冬の相棒で、今回は”Drivers jumper”を作成頂きました。7月の絶対見たくも触れたくもない時期に受注頂いた皆様。改めて、ありがとうございます。オンシーズンに入り、オーダーしといて良かったと思える心地よいモノですよね。ブラック , ネイビー , シャドー(チャコール)のサイズ50を1着ずつフリー在庫用意しました。
※ブラック , ネイビーは完売しました。
こちらのデメリットは、毛玉。ケアが必要なのです。ぼくも愛用している”KENT”というメーカーのブラシで解すのがオススメ。インディゴさんは”池本”と言うブランドのブラシをお勧めされていました。ニット繊維の天敵はホコリ。そして家庭で押し洗いの手洗いをしましょう。これら行動がめんどくさいですよね。でも、向き合ってください。この行動一つでその人の性格がモノに現れる。時間が経てば、経つほど美しく、愛おしくなるので。文面では、分かりにくいという方には全てレクチャーしますので、店頭でも動画解説でもご対応いたしますので何なりと。
Salute piu はシルク30% カシミア70%のニットプロダクト。日本ではあまり馴染みのない素材ですが、着用感はとにかく軽くて、ツルフワ。カシミヤの柔らかさと暖かさ、シルクの保温性と光沢感を併せた素材。カシミヤは、表面の毛羽立ちや毛玉が出来やすく、シルクは耐久性に欠けるの。両方の良い所を備えた素材がシルクカシミアです。
ぼくはVネック2色とクルーネック2色を所有しており、全て洗い済み。洗濯機のおしゃれぎ着(手洗い)コースでネットに畳んで気負わず洗います。そもそもニット製品を洗濯機で洗う人口は非常に少ない気がします。クリーニングで大切に洗うことも正しいですが、ぼくは洗うところまで向き合いたい。化学繊維はそれを重ねることで劣化するイメージですが、天然繊維は育つ。ここが好きなポイントかつ自身に馴染んでいく歴史を感じられる部分。同プロダクトの洗い後は、毛玉や表面の毛羽立ちもほとんどなく、柔らかくふんわりしながらもシルクの光沢感も健在。これって、本当に凄いことだと思う。
当座のスタイリングはこうでしょう。
Salute piuにYindigoドライバーズを羽織る。寒ければ、CottleやT.Tのデニムジャケットをインナーに仕込む。これでいい。これがいい。お店を始めてからの伏線回収のようにモノがマッチし始めました。
開店当初から、通っていただいている方には受注品が多かった為、ようやくモノが渡り始めてスタイリングもイメージ出来始めたかと。最近、初めましての方にはどこから切り取るのが楽しいか色々共有し始めた所で。やっと、お店らしくなってきました。
話を戻し、締めに入りますがぼくはこう解釈します。天然繊維こそタフさがある。高いモノって、扱いを嫌に丁寧にしたり、少し傷が着いたりすると萎える。そこを直したりして楽しむマインドに持っていくには、現代では難しいのかも。でも、僕たちの祖先はみんなそうしていた。モノを直して、生活するしかなかったから。だから、洋服好きが熱狂するVintageってホンモノが存在するし、好きな部分は時の変化から生まれたモノなんじゃないかなと。自身でその側面を追求する人生も悪くない。現代でも、今ならギリギリ、次世代に本当に残すべき残るモノが手に入ります。
ウチのお店。ニットめちゃくちゃ強いですよ。
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☆Drivers Jumper
Material / Cashmere 100%
Color / Shadow
Size / 50
Price / ¥110,000- intax
商品ページはこちら↓
https://linn00.theshop.jp/items/80907583
YINDIGO AM
☆Cashmere Silk Neck Knit
Material / Cashmere 70% , Silk 30%
Color / Silver , Charcoal , Black
Size / M , L , XL
Price / ¥81,400- intax
商品ページはこちら↓
https://linn00.theshop.jp/items/79743243
Salute piu
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LiNN
📖 ”Luxurious addition”
12/2(Sat) – 12/17(Sun)
🕛 Open hours
Thu , Fri / 13:00-19:00
Sat , Sun / 12:00-19:00
📍 153-0061 東京都目黒区中目黒3-22-11
(最寄り駅: 中目黒徒歩10分)
📩 Contact : info.linn.00@gmail.com
※開業日について
弊店は,中目黒と祐天寺の間
(駒沢通り添い)に辺る
ギャラリースペース S.AHN (サン)にて
各月14日間不定期に運営いたします
各月開業日は当サイトblogページまたはinstagramにてご参照ください
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