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2024.05.08

minezo sports shoes

LiNN

MINEZO SPORTS SHOES / 未来に残すべき1足





革靴の新しいデザインを生み出すことは本当に難しいと思う。








革靴は流行り廃りのあるモノではないので、回り回ってオーセンティックなものに着地することは理解できます。しかし、ここ最近のクラシック回帰なムーブも後押しして、老舗革靴メーカーが定番のモデルに現代的お化粧をした新たなアプローチとモノを目にすることも増えました。正直、こんなことされたら創意工夫をしている小さなシューズメーカーは太刀打ちできない。例えば、トラディショナルなモノを着方や魅せ方で変化を付けていた時代とアプローチ。それ自体を”モノ”で形にされている感じ。わかりますかね?



天邪鬼な自分達世代(30代後半)は、時代の逆を目指すことで常に尖った姿勢を持ちたい方が今も多いはず。でも、そんなコアで他にないモノなんてSNS最前線の現代には無いに等しい。そんな中でも、針の穴並に細い隙間を見つけて切磋琢磨する同志が辛うじて存在します。絶滅危惧種かつ後何年この形を自分達含めて継続していけるか?そんなスリルと横並びにいながら、本来楽しいはずの”ファッション”としてのアプローチをしているMINEZO SPORTS SHOESとの協業が決まりました。






“スポーツシューズ由来のデザインながら、ドレスシューズ然とした顔に昇華”。



“MINEZO SPORTS SHOES”は、現在のスニーカーの起源である、100年~50年ほど前に作られた「ビンテージアスレチックシューズ(初期の運動靴)」のデザインをもとに、最高級紳士靴の製法であるハンドソーンウェルト製法(底付けのみマシンステッチ、九部仕立て)で仕立てるオーダーシューズブランドです。



往年のアメリカンビンテージシューズにみられた、土踏まずから踵にかけての包み込まれるようなフィット感を再現し、革靴を履く上での本来の魅力を追求しました。また、革靴のデメリットとして挙げられる、長時間着用した時の足先の痛みは、木型の形をアスレティックシューズ由来のオブリークトゥにすることにより軽減し、今までの革靴にはない快適な履き心地と独創的なフォルムを生み出しています。

















ぼくも最近届いて履き始めましたが記載通り。正直、弊店で提案しているStudio hiddenと並ぶ、いや。履き心地で言えば超えている可能性があるぐらい楽で心地よい。足先の靴擦れとか全くないんですよ。ある意味この辺りは既成靴と大きく異なり、足の計測後に木型の調整をして仕立てるオーダーのメリット。単純に足痛くなる靴とか、どれだけカッコよくても履きたくない。そんな我慢ができる年齢でもないし。


“スポーツシューズ”の名に恥じぬよう、しなやかで返りの良いハンドソーンウェルト製法を採用しています。力強くもドレッシーで尚且つ現代的な仕上がりにしています。さらに、それぞれのモデルの特徴に合わせたハーフラバーを標準で装備し機能性も付与しています。




↑個人的に革靴のハーフラバーってあまり好きではないのですが、これは別。あくまでスポーツシューズ(スニーカー)なので。”ラグジュアリースニーカー”ってある意味このことを言うのではないだろうか…?



“5型のモデルと様々な革”






Model 01 : “CYCLIST”













Model 02 : “RUNNER”












Model 03 : “SPRINTER”
















Model 04 : “SLUGGER”












Model 05 : “CRANKER”










ぼくが選んだのはRUNNNER。理由は単純。毎朝走っているので。まだ勇気はないですが、いつかこれを履いてランニングしてみたい。それぐらい履きやすいということです。


革も表・スエード・ゴートにカラバリ色々の配色選びたい放題の1足からオーダー可能。この業界長くいる身からしても、まあ変なやり方を採用しているなと感じます。それだけにデザイナーの愛がしゅごい。ビンテージのスポーツシューズを蒐集することから初めて、長年最高峰のドレスシューズを製作し続けていたからこそのこのクオリティ。制作を奥さんと2人でやっているので色々本気度が違う。これだから日本人は面白い。


工場生産・量産型では仕上げられないモノってたくさんの方へ届けることは物理的に不可能。だからこそ現代でこういうモノを手に入れた時の気持ちの幸福度は簡単には味わえないもの。





TEATORAとRUNNNER 68 (blackベルクロオプション)





Vintage HERMES と RUNNER (silver)





COTTLE (blackvein) と CRANKER




弊店のいい意味で拗らせたセレクションのモノ達との相性が本当に抜群。例えば、ぼくで言うとCOTTLE。Vintegeのxxとnikeのコルテッツを合わせるように。Black veinが美しくエイジングしたデニムとMINEZOのランシュー銀と現代的解釈でアメカジスタイルを楽しみたい。このカテゴリーで言えば、TAIGA TAKAHASHIだって合っちゃう訳で。


あと、MAATEEをこよなく愛する皆様。そろそろ革靴難民になっていませんでしたか?MINEZOを強くお勧めいたします。永遠、ジェフリーのスラックスとの相性は言わずもがな。絶対ときめくはず。シンプルに黒の表革を選んでも、不思議なスポーツシューズの5型が良い違和感を産んでくれます。いいパンツにはいい革靴が必ず必要です。



結果、どのように組んでもクラシックに仕上がる。幼少期から寄り添ってくれた旧友のように。履いたその瞬間から浮かない不思議さ。新しいモノを纏った時の違和感みたいなことが解消されるんです。本当に。という訳で、受注会をします。


デザイナーの廣瀬さんにも期間中在廊頂き、モデル・革の選定、フィッティング・ブランドの話など 時間ずつ枠を設けて作り上げます。なので、(一応)限定20客ぐらいを目処にアポを頂き、ご対応致します。


期間は5/17(金) , 18(土) , 19(日)の3日間。
概要は下記をご確認くださいませ。


① フィッティング ・・・・・

足サイズの計測とヒアリングを行い、22.5cm~28.5cm ( 0.5cm刻み ) の15サイズの中からフィッティングサンプルを試着いただきます。
木型の調整の相談も可能です。


② モデルの選択 ・・・・・・

各モデルからデザインを選択します。


③ 革と配色の選択 ・・・・・

アッパーの革を選択します。スムースレザーはフランスのデュプイ社やアノネイ社、ドイツのワインハイマー社などから。スエードはチャールズFステッド社や国産など多数取り揃えております。イメージを伺い、ビンテージアスレティックシューズの歴史に乗っとった配色の提案もいたします。


④ オプションの選択・・・・

パンチングオプション  ¥8,000 (税込 ¥8,800)

ベルクロオプショ ¥10,000 (税込 ¥11,000) ※RUNNERのみ
トゥスチール(金属プレートをつま先に取り付け摩耗を防ぎます。) 
¥4,000 (税込 ¥4,400)
専用シューツリー ¥18,000 (税込 ¥19,800)


⑤ プライスの決定・・・・・

基本料金 ¥148,000 (税込 ¥162,800)




革の種類に限らず基本料金は一定になります。オプションを選択した場合、
基本料金 + オプション料金 + 税 が価格となります。




どなたでもご覧いただけるイベントとなっております。
既に枠が埋まっている時間帯もございますが、ご興味のある方はメールor Instagram DMにご連絡くださいませ。

※飛び込み来店でのオーダーも可能です。
日程によってお待たせする可能性がございます。あらかじめご了承くださいませ。



個人的に気になるのは白の表裏革コンビでSPRINTERですかね。アシックスみたいなラインがお気に入り。



久々にとても刺激的な革靴だよー。”未来に残すべき1足”が1人でも多くの方に届くことを願って。



LiNN 大橋


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LiNN


🕛 Open hours

Thu , Fri / 13:00-19:00 

Sat , Sun / 12:00-19:00


📍 153-0061 東京都目黒区中目黒3-22-11

(最寄り駅:  中目黒徒歩10分)


📩 Contact : info.linn.00@gmail.com

※開業日について

弊店は,中目黒と祐天寺の間

(駒沢通り添い)に辺る

ギャラリースペース S.AHN (サン)にて

各月14日間不定期に運営いたします

各月開業日は当サイトblogページまたはinstagramにてご参照ください

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