
王道なイギリス
快適さを求めるイタリア
ファッショナブルで自由なデザインのフランス
キルガーやリチャードジェームスといったクラシックなサヴィル・ロウ仕立て
80年代のアルマーニやトムフォードも多用するゼニア生地の美しさ
ムッシュサンローランやエディスリマンのモードで色気あるスーチング
国ごとにスーツの作り方やスタイルは様々だと解釈しています。クラシックな文化はすごく好きですが、自身の日常にスーツを素直に着用する場面はありません。自由な服装でいられる生業なので、あえて纏うこともできますが…。「あっ。これは抜け感ですよ。抜け感…。」とTシャツにデニムパンツとサンダルのデフォスタイル。自分的には拘ってるつもりでも見方を変えると、適当さ極まりないTHE手抜きスタイル。こりゃLiNNの店主としてダメだと思い、今年はちゃんとジャケットを着ようと心に決めた。これならデフォスタイルに羽織るだけでもきっとそれなりに見える。そんなこんなで彼の出番。
adventは非常に謎なメーカー。取り扱い店舗は確か5 , 6店舗?の通販NG、価格も店頭のみで教えてあげて、お客さんとの対話をもっと楽しんでよと。分かる。分かるけど、現代はもっと歩みよらなければならないんです。ぼくらみたいな弱小ショップはもっと沢山プロモーションしてもらえないとダメなんだよ!って心で叫びながらルールを守り、地道にファンを付け続けた2年間。この実態の見えない特別感を好んでくれる強者がそこそこ増えた。全てのプロダクトが他では手に入らないLiNNとadventのスペシャルなんでね。毎回リリースしては完売するカプリシャツも信者がいる。こちらも新作リリースします。機は熟した。
リピートしたくなる中毒性があるんです。彼には。男心を良く分かってるというか。ぼくも、LiNNカスタマーも同じモノの色や素材、サイズ違いを増やし続けることが多いですよね。要は洋服において様々なカテゴリーを持つ必要は無い。自分にはこれがあれば◎的ないい意味での分かりやすい買い方。話だいぶ脱線しましたが、このジャケット&パンツもまさにそうでしょう。
所謂アンコンジャケットは個人的にかなり苦手。肩幅が狭い撫で肩体型のぼくが着ると、途端に貧弱さが際立つ。この類のジャケットはもはや ”ジャケット面したシャツ” と謳った方がいいような気がしています。かといって、クラシックな毛芯がバチっと入ったジャケットはさらに苦手。上半身をしっかり仕上げて着用しないとカッコよくない。故に、身体をゴツくしたくないぼくとしては相性バツ。では、カッコよく着るにはどうしたらいいか?
”芯材を省いて柔らかい中で、如何に形を出すか?
ドロップ気味なのだけど、薄い毛芯を背中までもってくる感じは変えずに、2枚使いにもう一枚は接着芯のいいところを使う。”
これじゃん。探してたジャケット。個人的に悩みであった肩箇所にまるで魔法をかけられた感覚。落ち感があるのにしっかりした着用感。肩だけがアーマーみたいにならないの。もうこれがあればいい。何せ、彼に頼めば今回イベントのように1着から作成が可能。着方やサイズ感の気分がコロコロ変わるので、ガチガチビスポークはNG。既製品でいじれるぐらいがちょうどいい。ファッションとして楽しむ上でほとんどの方が同意見なはず。しかも金額考えたらこの手の類では正直安い気がする。今がチャンスか。まとめ買い…。
併せて、トラウザーも用意しました。要はスーツになります。
“うちみたいなメーカーは工場さんにどれだけ無理を言えるか?
イージーオーダー、セミオーダーにどことなく近づいている。パンタロナイオの職人さんが作ったものに究極いうとチーム戦で挑むみたいなこと。パンツは4面しかないし、生地でモノは変わりやすいし、好みは出やすい。シルエットもサイズごとに違ってくるし、十人十色ですわ。丈はフラシなんで自由に変えてください。”
メンズのスタイル形成をする上でトラウザーはかなり大事ですね。adventの彼と言えばイタリアテーラーに魅了されていることもあり、細身ながら快適な着心地のトラウザーを連想される方が多かったかも。個人的にも今後細いのは当時に戻った感じやトップスとのバランスを考えてもちょっと。でも安心してください。今回のこれは程よく太めなシルエット。2タックのサイドアジャスト付きなイケてるメンズデザイン。こちらも様々な方の日常をカバーできるのでとにかく試着しにいらしてください。
全日デザイナーのよっぴーが在廊予定なので色々会話を重ねて、最高の1着を作りましょう。
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📖 advent
“CALL ME BY YOUR NAME”
Jacket & Trousers pattern order
🗓 3/28(金) – 3/30(日)
☆デザイナー全日在廊予定
平日 13:00 – 19:00
土日祝 12:00 – 19:00
※ 期間中限定の受注イベントとなります。番地Bookの中からお好みの生地、サイズ(袖、着丈変更は自由に可能)をお選びいただけます。
※ デポジットとして全額 or 半金を頂戴しております。
※ 受注から4~5ヶ月後の納品となります。(品番によって差があります)
📍LiNN / 東京都目黒区中目黒 3-22-11
☆Order product



・Tailored sports jacket
Material&Color / 番地から自由にお選びいただけます。
Size / 1 , 2 , 3 , 4
Price / ASK ※素材によって価格が変動します。
・Two tuck trousers
Material&Color / 番地から自由にお選びいただけます。
Size / 1 , 2 , 3 , 4
Price / ASK ※素材によって価格が変動します。
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素材に関しては、全てインポート生地を用意しました。FOX BROTHERSのブリティッシュ生地は勿論、ZEGNA・Loro Pianaといったイタリア生地など。正直かなりの量の番地(枚数にしたらすごい量。多分500はあるかも…。)なので、ある程度イメージは膨らませておいたほうがいいかも。例えば、通年使えるようなサマーウール生地やLiNNらしく天然繊維が盛り盛りの少しリネンが混じったアルチーな生地。真冬に使うので白洲次郎のように男は黙ってツイードだと。端的に色は無色がいいのか?柄がいいのか?でもいいですよ。個人的には柄物がゴリ推し、リコメンドをある程度絞っておくのでご安心を。ほんの一部ですがお写真、参考になれば…。



↑色が素敵な”CANONICO WOOL”


↑個人的推しなウールシルクリネンのロロピとゼニア。



↑FOX BROTHERSのクラシックなチェック柄と白洲ツイード。堪らん…。
このイベントに併せて、”Capri shirt – summer vacation- ” もリリースいたします。弊店にとって、定番と化した同シャツ。今回は大人なギンガムと夏の黒を用意しました。ションヘル機で織られた背広生地とイタリアのリゾート地で纏うべきプロダクト。相反する組み合わせを現代の日常に併せて大きく、大きく。リピートも新たに求める方も、毎回争奪戦必死なバカンスシャツを併せてご覧くださいませ。
☆Release product

Capri shirt – summer vacation –
Material / Wool 100%
Color / Blue gingham , Summer black
Size / 3 , 5
Price / ask
※ブランドの意向により、価格を掲載できません。詳細は、お手数ですがお問い合わせくださいませ。
※商品写真は納品され次第、弊店InstagramにてUPいたします。


↑せめて生地だけでも…。今回のこれはめちゃくちゃ自信ある。形の詳細は過去のBLOGをご参照あれ。
カプリシャツについて
他者と同じモノを着ることや手に入れることに違和感を感じる人が増えてきた気がします。というか、もっと疑問に感じて。自身のセンスを信じて、自分だけの魅力あるプロダクトを作成しましょう。

↑2004年のエディDIOR。今見ても凄く惹かれる。
ちなみにぼくは、ジャケットの丈を長くします。2000年代のメゾンブランドが提案していた今はなき?ロングジャケットという存在。当時の憧れを今にあったサイズ感で作ってみようと。あの時の淡い思い出の伏線回収のタイミングがきましたね。ワクワク。


LiNN 大橋
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LiNN
🕛 Open hours
Thu , Fri / 13:00-19:00
Sat , Sun / 12:00-19:00
📍 153-0061 東京都目黒区中目黒3-22-11
(最寄り駅: 中目黒徒歩10分)
📩 Contact : info.linn.00@gmail.com
※開業日について
弊店は,中目黒と祐天寺の間
(駒沢通り添い)に辺る
ギャラリースペース S.AHN (サン)にて
各月14日間不定期に運営いたします
各月開業日は当サイトblogページまたはinstagramにてご参照ください
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